朴槿恵前大統領の逮捕後初の取り調べ、1時間20分の休憩を挟み午後も持続中＝韓国

韓国検察は4日、ソウル拘置所を訪問し拘束収監中の前大統領・朴槿恵（パク・クネ）容疑者（65）に対する取り調べを実施した。

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　検察特別捜査本部所属のハン・ウンジェソウル中央地検刑事8部部長検事はこの日の午前9時20分頃、検事1人、女性調査官1人と共にソウル拘置所に入り、午前10時から午前11時50分まで、拘置所内に設けられた事務室で午前の取り調べをおこなった。この席には朴容疑者側のユ・ヨンハ弁護士が同席した。その後、1時間20分の休憩を挟み、午後1時10分から午後の取り調べが再開された。

　朴容疑者が逮捕されてから4日での初の取り調べだ。また、拘置所での前職大統領の取り調べは、全斗煥（チョン・ドゥファン）、盧泰愚（ノ・テウ）の両元大統領以来、約21年ぶりとなる。

　検察はこの日、朴容疑者を相手に賄賂授受容疑を集中追及したとされる。朴容疑者は40年来の親友チェ・スンシル（崔順実）被告（60）と共謀し、イ・ジェヨンサムスン電子副会長（48、拘束起訴）らサムスン側から298億ウォン（約束金額含め433億ウォン）を受け取った疑惑がもたれている。

　なお、取り調べは夜遅くまでは続かない見込みだ。