韓国映画の義務上映制度、スクリーンクォータの縮小にもかかわらず、昨年の韓国映画のシェアは過去初めて60%を上回った。映画振興委員会が1日に明らかにしたところによると、先月29日までの集計で韓国映画のシェアは63.8%となり、前年の57.8%から6.0ポイント上昇した。
 韓国映画は昨年1年間に118作が公開され、8844万746人の観客を動員し、5358億9686万ウォンの売上を記録した。韓国映画の公開数が100作を超えたのも昨年が初めてとなる。米国映画は132作が公開され、観客動員は4273万4491人、売上は2594億1409万ウォンで、シェアは前年から4.8ポイント下落の30.8%となった。米国映画に次いで観客動員が多かったのは日本映画で、334万2414人の観客を集め、シェアは2.4%となった。

 興行成績は、「グエムル~漢江の怪物」が1037万2268人の観客を動員し、次いで「イカサマ師」の556万1444人、「Two師父一体(マイ・ボス・マイ・ヒーロー2)」の502万6438人で、上位3作をすべて韓国映画が占めた。4位は「ミッション:インポッシブル3」、5位は「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」だった。


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