現Kリーグ監督、コーチ時代に選手に暴力か=豪メディア報道
現Kリーグ監督、コーチ時代に選手に暴力か=豪メディア報道
Kリーグ・済州ユナイテッドのチョ・ソンファン監督が、全北現代のコーチ時代に選手に暴力を振るっていたとの報道が浮上した。

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 去る16日、オーストラリアのメディア「FOX SPORTS」は、「アレックス・ウィルキンソン選手(32)が、チョ・ソンファン監督がコーチ時代、全北選手をトレーニング中に殴っていたと明かした」と報じた。

 この記事によると、ウィルキンソンは全北現代でプレーしていた当時、チョ・ソンファンコーチ(現在は済州ユナイテッド監督)が選手を殴るようすを何度か見かけたという。ウィルキンソンは「僕たちが5対2でボール回しをしていたとき、チョ・ソンファンコーチが選手たちを監視していた」とし、「コーチは何も言わず、2発ほど選手を殴った」と明かした。

 ウィルキンソンは、チョ・ソンファンコーチのこのような行動について「僕が初めて全北に来たとき、彼は第3コーチだった」とし、「おそらく、第3コーチだったために、チームを率いることはできないという事実に頭がきて、そのような(暴力)行動をとったのかもしれない」と振り返った。

 その一方で、「不自然だ」と疑問を投げかける声もある。それは、ウィルキンソンの”記憶”だ。ウィルキンソンはチョ・ソンファンコーチについて全北の第3コーチとしているが、当時、チョ・ソンファンコーチは首席コーチだった。年齢順で見ると3番目のコーチだったことは事実だが、位置としては”ズレ”が生じる。

 ある関係者は「大昔の話でもない。最近は、プロで選手たちを殴ったりすれば、すぐに噂が広まり、評判が落ちるのは当然のこと。選手たちは、暴力を振るう人物(コーチ・監督)がいるチームに行こうとはしない。全北はコーチよりも多くの契約金を手にする選手たちが大多数であり、彼らが粗末に扱われるようなことは起こり得ないだろう」と明かした。

 チョ・ソンファン監督の評判は「良い」とされる。他の関係者は「チョ・ソンファン監督については”行儀が良い”との声が大多数だ。自分より年下の人たちにも敬語を使い、人当たりが良い」とし、「ウィルキンソンが話していた時代、同チームに在籍していた選手(現在、海外チーム所属)も、韓国に来るたびにチョ・ソンファン監督に会いに来ている。もし、暴力を振るわれていた事実があったとすれば、それ以上、親しい関係は続かないだろう」と記事に疑問を呈した。

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