陽北面は、放射性廃棄物処理施設、新月城原子力発電所1・2号基の建設が予定されている地域で、隣接する陽南面では月城原子力発電所1~4号基が稼動している。水力原子力では、この地域を原発の地として育成したい考えだ。近く移転計画をまとめ、来年初めから用地買収や文化財の地表調査などに着手する。
一方この日、同社の李重載(イ・ジュンジェ)社長が記者会見を開き移転先決定を発表する予定だったが、移転に反対する労働組合員らにより阻止され、会見は中止となった。水力原子力本社移転をめぐっては、慶州都心部への移転と陽北面への移転を求める声が対立し、住民らが激しいデモや誘致運動を行うなどしていた。最終決定は発表されたものの、今後も混乱が予想される。
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