サムスン副会長、特検の起訴事実を否認

崔順実（チェ・スンシル）一家への賄賂（わいろ）容疑などで起訴などで起訴されたサムスングループの副会長らサムスン関係者5人が、特別検察チームの起訴事実を全面的に否認した。

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　ソウル中央地裁の審理で9日に開かれた李在鎔（イ・ジェヨン）副会長などサムスン関係者5人に対する初の公判準備期日で、サムスン側の弁護士は「被告人らが共謀して複数の犯罪に加担したとの特検側の主張は、事実と異なる」としながら、今後の公判手続きで争う姿勢をみせた。

　サムスン側は、特検が証拠調査の手続き無しに、捜査過程で押収した内部書類と関係者の陳述を引用した点、未来戦略室を「サムスングループ大株主一家を代弁して戴冠業務窓口の役割担う」とするなどの内容も起訴状一本主義に反すると指摘。「特検は、予断を抱かせる部分を削除し、起訴事実を明白に整理しなければ、同事件の公訴提起手続きが法律規定に違反し、無効である」と強調した。