東野圭吾「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(左)と村上春樹「1Q84」=(聯合ニュース)
東野圭吾「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(左)と村上春樹「1Q84」=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国で最も読者に愛される日本の小説家に東野圭吾が選ばれた。 大手書店の教保文庫が20日までに集計した2007~16年の日本小説販売数ランキングで、東野圭吾の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」が1位、村上春樹の「1Q84」が2位を記録した。 3位は奥田英朗の「空中ブランコ」、4位に村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」が続いた。 「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は、2014年から3年連続で韓国で最も多く売れた日本の小説となった。 東野圭吾は「容疑者Xの献身」(6位)、「仮面山荘殺人事件」(8位)、「ラプラスの魔女」(9位)など30位以内に8作がランクインした。村上春樹は「ノルウェイの森」(5位)、「女のいない男たち」(7位)など4作が入った。 10位以内では、「空中ブランコ」と江國香織の「冷静と情熱のあいだ」(10位)を除く8作を東野圭吾と村上春樹の作品が占めた。 文学評論家のホ・ヒ氏は「絶え間なくさまざまな作品が翻訳されるのが日本の小説の最大の強み」だと述べた。
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