朴英洙(パク・ヨンス)特別検察官=(聯合ニュース)
朴英洙(パク・ヨンス)特別検察官=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府から独立して朴槿恵(パク・クネ)大統領が絡む疑惑と親友の崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件を調べている特別検察官の捜査チームは、旧正月連休(27~30日)もほぼ休みなしで朴大統領の収賄疑惑などの裏付け捜査に注力する。 捜査チームの関係者は26日、旧正月当日(28日)のみを休日と決めたが、その日も捜査記録を検討するため出勤する捜査官が多そうだと伝えた。 連休中も強行軍を続ける最大の理由は、朴大統領の対面聴取が目前に迫っているためだ。捜査チームの報道官は先の会見で、聴取の時期を「遅くとも2月初め」とした。旧正月連休後、数日以内に朴大統領の聴取と青瓦台(大統領府)の家宅捜索を行いたい方針のようだ。 捜査チームは、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長に対する逮捕状請求が19日に棄却されて以降、サムスングループ役員を次々に聴取し、朴大統領と同グループ間の贈収賄容疑の立証に向けた裏付け捜査を進めてきた。 朴政権に批判的な文化・芸能関係者をリストアップした「ブラックリスト」が作成されていたとの疑惑についても、朴大統領の介入の有無を突き止めるため、この件に絡んで逮捕した元大統領秘書室長の金淇春(キム・ギチュン)容疑者や前文化体育観光部長官の趙允旋(チョ・ユンソン)容疑者らを聴取した。 青瓦台の家宅捜索については、法理的な検討を終えて方法や時期を調整している。
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