日本政府、対馬で盗まれた仏像を「返還要求」
日本政府、対馬で盗まれた仏像を「返還要求」
日本政府は26日、韓国裁判所が5年前、長崎県対馬市の観音寺から盗まれ韓国に運び込まれた仏像の所有権が韓国側にあると判決を下したことを受け、遺憾の意を表した。

 日本メディアによると、菅義偉官房長官は同日午前に記者会見で「韓国政府に速やかな返還を要求した」とし、「決は極めて残念だ」と明かした。

 これを前に、韓国の文化財窃盗グループ4人は、2012年10月に海神神社と近隣の観音寺からそれぞれ「銅造如来立像」と「観世音菩薩坐像」を盗み、韓国に搬入していた。

 「銅造如来立像」については、「日本に持ち出された経路が確認されないという文化財庁の調査結果や、国内で所有権を主張する寺や団体がない」として、日本側の権利者である海神神社に返還する方針を示し、2015年7月に返還された。しかし、今回「観世音菩薩坐像」について大田地方裁判所は、韓国の寺の所有権を認める判決を下した。

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