潘氏は国連事務総長在任当時、合意に対して歓迎する意思を明らかにしたことがある。彼は帰国後、これに関する度重なった記者の質問に「悪い奴ら」という激しい反応を示すこともあった。
潘氏は25日、ソウル・プレスセンターで開かれた寛勲(クァンフン)クラブ招請討論会で「ムカついて感情的な表現をしたことは改めて謝罪する」とし、「国連事務総長の立場では、大韓民国の外交部長官や大統領が日韓間を説明するのとは違う」と述べた。また、「国連事務総長として、日韓間の長くとても敏感な問題に対して合意を成したことに歓迎すると言ったまでだ」と説明した。潘氏はさらに、「韓国政府が同意をしたのだから、当時の韓国政府交渉者の責任がある」とした。
潘氏は、金泳三(キム・ヨンサム)元大統領政府(1993~98)で自身がこの問題のために努力したと強調した。
潘氏は「当時、私は外交安保首席であった。日本総理名義で謝罪し政府の資金で補償すると合意がなされたが、最終段階で日本が総理の代わりに自民党総裁名義で署名し、アジア女性基金という財団名義で金を伝達した」と説明した。
続けて「当時の金泳三大統領が怒り、一部の元慰安婦が受けた資金を送り返した。今回は総理大臣名義で謝罪し、政府の資金から払われているため、一歩前進した」と評価した。
また潘氏は「昨年12月末頃、日本の安倍総理に電話で、この問題は正確な過去の歴史認識を基に未来指向的に出なければならないと国連事務総長として、また韓国市民のひとりとして話すと伝えた」と明かした。
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