キム・ジェス農林畜産食品部長官は24日、政府世宗庁舎で開かれたブリーフィングで「旧正月期間である来る2月1日まで、全国畜産農家、畜産施設に対する一斉消毒や指導・点検などを実施する」と明らかにした。
現在、鳥インフルは事態が収まって来ているが、野生の渡り鳥の糞から鳥インフルが持続的に発見されており、人や車によるウイルス拡散も懸念されている状況だ。これに政府は旧正月の期間、鳥インフル拡散防止のためにこれまで以上に強度の高い防疫が必要だと判断している。
まず農食品部は26日まで地方自治団体別に養鶏農場や畜産施設の防疫状態を点検する。
また帰省客を対象にチラシ配布、町の放送など多様な広報キャンペーンを通じて国民向け行動要領を知らせ、消毒など防疫措置に協力を頼む計画だ。
キム長官は旧正月期間中、鳥インフル拡散を遮断するためには何よりも養鶏畜産農家の積極的な協力が必量だと強調した。
また農場に宅配、郵便物、飲食配達のために外部の出入を制限し、野生動物が畜舎内へ出入りできないように遮断網やフェンスの状態を点検してほしいと強調した。
なお、政府は今回最悪の鳥インフル事態を契機に根本的な解決策を作るために家畜防疫制度を全面改編する予定だ。
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