飲酒運転取り締まり摘発件数、1日平均963件

警察庁が国会保健福祉委員会に提出した「飲酒運転取り締まり摘発現況資料」によると、今年、飲酒運転で摘発された件数は11月末現在で32万725件だった。1日平均963人が摘発されたことになる。

前年の1日平均1003人より約40人減少したものの、摘発件数のうち免許取り消し処分を受けた割合は、2004年の48．0%から2005年は50．0%、2006年7月は55．7%とむしろ上昇している。

委員会所属の野党議員は、飲酒運転による死亡者が年間900人に上り、4万人以上がけがをする現状を指摘し、飲酒運転根絶に対する国や社会的な認識改善が必要だと主張した。



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