韓国前保健福祉部長官を緊急逮捕…サムスン合併特恵疑惑(提供:news1)
韓国前保健福祉部長官を緊急逮捕…サムスン合併特恵疑惑(提供:news1)
朴槿恵(パク・クネ)大統領・崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入疑惑を捜査しているパク・ヨンス特別検察官チームが国民年金公団の“サムスン合併賛成”議決を指示したという疑惑をもたれているムン・ヒョンピョ前保健福祉部長官(現国民年金公団理事長)を緊急逮捕した。特検チームが捜査に乗り出した後、国政介入疑惑関係者の身柄確保に乗り出したの今回が初めてである。

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 特検チームは去る27日、出席し捜査を受けていたムン理事長を職権乱用などの容疑で28日午前1時45分ごろ緊急逮捕したと明らかにした。ムン理事長は昨年7月、サムスン物産と第一毛織合併当時、賛成議決過程に関与したという疑惑をもたれている。

 昔のサムスン物産の筆頭株主である国民年金は、外部専門家で構成された議決権行使専門委員会の意見を聞かず、基金運用本部所属の投資委員会の決定だけで賛成を議決した。国内外の議決権諮問会社の合併反対勧告も無視した。

 当時、第一毛織の株式を42.2%、サムスン物産の株式を1.4%持っていたイ・ジェヨン副会長一家は吸収合併契約で経営権継承過程で有利な立場となった。

 しかしムン理事長はこの過程でアン・ジョンボム前青瓦台(大統領府)政策調整首席(57、拘束起訴)、キム・ジンス青瓦台保健福祉秘書官(58)の指示を受けて、国民年金側に圧力を行使したという疑惑を受けている。

 国民年金投資委員会が、サムスンが望む比率で合併賛成を議決できるよう意思決定過程に介入したという疑惑をうけているホン・ワンソン前国民年金基金運営本部長(60)も去る26日に続き2日間、捜査を受けている。

 特検チームはホン前本部長ら国民年金、福祉部の関係者に対する調査過程でこのような疑惑を裏付ける内容の陳述を相当部分確保したことがわかった。

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