仁川空港不審物事件の犯人に懲役1年確定=韓国(提供:news1)
仁川空港不審物事件の犯人に懲役1年確定=韓国(提供:news1)
韓国の仁川国際空港に模造爆発物を設置しアラビア語で書かれたメモを残した30代男性が懲役1年の確定判決を受けた。

 最高裁判所は爆発性物品破裂予備、特殊脅迫、空港保安法違反の容疑で起訴されたユ某氏(35)に懲役1年を宣告した原審を確定したと22日、明らかにした。

 ユ氏は今年1月29日午後3時38分ごろ、仁川国際空港1階トイレに爆発物とみられる物と共にアラビア語で書かれた警告性のメッセージを残した容疑で拘束起訴された。

 彼は捜査過程で「定職がなく、経済的な困難を経験していた中で続いた就職失敗で、社会への不満と、躁うつ病が加わりイライラしてやった」と陳述した。

 1審で「爆発の可能性が希薄でこれを実際に爆発させる意図はなかった」とし、双極性障害を患っている点も考慮し、懲役8月を宣告した。

 2審では「うつ病を患ってはいるが、心神耗弱状態と見るのは難しい」とし「1審刑が非常に軽く不当だ」とし、懲役1年を言い渡した。

 最高裁判所も「心神耗弱状態にあると見るのは難しい」とし原審を確定した。



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