就任宣誓式の後、韓国特派員団と会った席で潘次期事務総長は、「大韓民国の国民として育ち、公的にも私的にも多くの恩恵や指導を受けた。祖国に無限の感謝を感じる」と述べた。言葉と行動では表現できないこともあるだろうが、どうすれば道理を通せるかということを心に深く刻んでいるという。また、事務総長は独立的な地位を維持することが基本だとする一方で、韓国に対し国連加盟国と国際社会の一員として国連などの活動に積極的に参加するよう呼びかけた。
近く再開予定の6カ国協議については、実質的な成果が出ることを希望すると述べた。事務総長の役割は、問題解決に向けた枠組みが活性化するよう促し協力することで、交渉の推移を注視しながら役割を果たす意向を明らかにした。6カ国協議への事務総長の過度な介入をけん制する中国などの発言に対しては、事務総長は補完的な役割として協力するもので、北朝鮮特使任命などの問題も協議しながら進めるとした。
世界各地での紛争や地球温暖化、貧困などの課題解決や、国連改革に向けても強い意志を示した。
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