“崔順実問題” 国政調査特別委員会、崔被告ら11人に同行命令状発給＝韓国

韓国国会「朴槿恵（パク・クネ）政府の崔順実（チェ・スンシル）ら民間人による国政介入疑惑事件真相究明のための国政調査特別委員会」が7日、聴聞会出席に応じない崔順実（チェ・スンシル）被告ら証人11人に対し、同行命令状を発給した。

　国政調査特別委員会はこの日、全体会議を開き「聴聞会に欠席した証人は法を悪用し、人権という名分の中にためらいなく体を隠している」として、同行命令状の発給を議決した。

　同行命令状の発給を受けた証人は全部で11人だ。

　崔順実、ウ・ビョンウ元大統領府民政首席、キム・ジャンジャ（ウ元首席妻の母）、ホン・ギテク元KDB産業銀行会長、チャン・シホ（崔順実の姪）、チェ・スンドゥク（崔順実の姉）、アン・ジョンボム元大統領府政務首席、チョン・ホソン元大統領府秘書官、アン・ボングン元大統領府秘書官、イ・ジェマン元大統領府秘書官、ユ・ジンリョン元文化体育観光部長官だ。

　同行命令は「国会での証言・鑑定などに関する法律」第6条に基づいて国政調査または、国政監査の証人や参考人が正当な理由なしに出席を拒否する場合、該当証人と参考人を同行するように命令できる制度だ。