このシンポジウムは、韓東大学に設けられた環東海経済文化研究所が2004年から開催しており、今年で3回目を迎える。金悳(キム・ドク)元副首相兼統一院長官の基調演説に続き、韓日中ロの環東海圏専門家による北東アジア地域の政治、経済、文化的協力などに関するテーマ発表や討論が行われた。
金元副首相は「グローバル化と地域主義は逆らうことのできない大勢となっている」とした上で、北東アジアの安保環境の不確実性は環東海圏の交流・協力の未来と関連する不安要素として考えられるが、その一方で否定的な要因を打ち消しても余るほどの肯定的要因があることに注目する必要があると述べた。浦項については、将来的に世界的な鉄鋼産業都市としての名声を保ちながら、産業構造も先進かつ多角化され、交通と物流条件がそろった環東海圏中心都市としての姿を兼ね備えることになると述べた。
Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.
Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0