2014年の追悼式典の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
2014年の追悼式典の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮による延坪島砲撃事件から丸6年となる23日、韓国海兵隊司令部が中部の国立墓地、大田顕忠院で追悼式典を行った。 式典には砲撃で犠牲になった兵士2人の遺族や事件当時、北朝鮮への反撃に参加した兵士、海兵隊の李相勲(イ・サンフン)司令官(中将)ら約200人が出席した。 延坪島砲撃事件と2002年に起きた韓国と北朝鮮間の銃撃戦・第2延坪海戦、10年の韓国海軍哨戒艦「天安」撃沈事件の追悼式典を統合した「西海守護の日」が制定されたことで、昨年まで政府主催だった延坪島砲撃事件の追悼式は今年から海兵隊が行う。 海兵隊は11月を「海兵隊戦勝の月」に指定し指揮官特別精神教育を行うほか、西北島しょ防衛司令部が主管する統合訓練を実施している。 統合訓練は同司令部をはじめ、白ニョン島海兵隊第6旅団と延坪部隊など西北島しょ部隊が参加し火力挑発、奇襲上陸、無人機挑発など北朝鮮のあらゆる挑発を想定し実施する指揮所訓練。 この日実施される訓練ではK9自走砲やスパイクミサイルの射撃手順訓練、住民の退避案内訓練などが行われる。 北朝鮮軍は10年11月23日、韓国海兵隊の海上射撃訓練に反発し延坪島を無差別に砲撃した。韓国の兵士2人、民間人2人が犠牲になった。
Copyright 2016(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0