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韓国と国連の軍縮・不拡散会議 済州島で始まる
【ソウル聯合ニュース】韓国と国連による軍縮・不拡散会議が17日、韓国南部の済州島で始まった。韓国と海外の専門家らが集まり、北朝鮮の核への対応策などを話し合う。18日まで。 韓国外交部の崔鍾文(チェ・ジョンムン)多者外交調停官は開会のあいさつで、「北の5回目核実験を受け国連安全保障理事会が議論している新たな制裁は、その前の制裁決議(の水準)を超えなければならない。抜け道をなくし、制裁を拡大、強化すべきだ」と述べ、この会議で制裁強化の道を探るよう呼び掛けた。 今年の会議では北朝鮮の核問題、安保理の既存の北朝鮮制裁決議履行、生物化学兵器・放射能・核の安全保障とサイバー安全保障の連携、国際輸出規制体制の強化策などが話し合われる。特に北朝鮮については、今年2回核実験を実施し24発の弾道ミサイルを発射したことから、核とミサイル問題への対応が重点的に取り上げられる見通しだ。 外交部はこれを機に米国、日本、インドなどの政府関係者と軍縮・不拡散関連の個別協議も行う計画だ。 会議には国連の金垣洙(キム・ウォンス)軍縮担当上級代表、カン米国務副次官補、外務省の相川一俊軍縮不拡散・科学部長(大使)ら、国内外から政府関係者や専門家ら約60人が出席している。 この会議は軍縮・不拡散分野の主要懸案を選定し集中議論する。2001年に韓国の国連加盟10周年を記念し国際ワークショップ形式で初めて開かれ、今年は15回目となる。