統計庁が7日に発表した2005年の生命表によると、男性はがん、女性は循環器系の疾患で死亡する確率が最も高かった。現在の死因別死亡水準がそのまま維持されると仮定すると、昨年生まれた男子ががんで死亡する確率は27.5%で、確率は10年前に比べ5.2ポイント上昇した。次いで循環器系疾患(22.3%)、事故死(9.7%)の順で死亡確率が高かった。女子の場合、循環器系の疾患が27.2%で最も確率が高かったが、10年前に比べると確率は4ポイント以上下がった。がん(15.5%)、事故死(6.0%)による死亡確率も高かった。

 また、男女ともに死亡確率が最も早く上昇しているのは自殺だった。昨年生まれた男子が自殺で死亡する確率は3.5%で、10年前の1.3%から3倍の上昇となった。女子も0.6%から1.8%と3倍になった。

 死亡確率や保健環境などの変化がない場合、昨年に生まれた子どもの平均寿命は、男性が75.1歳、女性は81.8歳となる。男女を合わせた平均寿命は78.6歳で、2004年より0.5歳、1995年より5.1歳延びた。男女の平均寿命の差は6.7年で、10年前より1.0年縮んだ。男女の寿命の差が1985年以降狭まっているのは、男性の平均寿命が早いスピードで延びているためとみられる。


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