韓日中観光フォーラム、済州宣言文を採択し閉幕

済州で行われていた第1回韓日中観光フォーラムは6日、観光研究の交換と協力を約束する「済州宣言文」を採択し閉幕した。フォーラムは韓国文化観光政策研究院、中国社会科学院観光研究センター、財団法人日本交通公社の3カ国の観光研究機関が主管した。

　宣言文は、今回の観光フォーラムを機に韓日中の観光研究協力の意義を確認し、発展的な方向性を図るための意見交換が行われたと評価した上で、北東アジア地域で観光産業の潜在力に対する認識の共有と、こうした潜在力の実現に向け3カ国の観光研究協力が極めて重要であることで一致したと説明した。

　3機関は、▼観光研究実績の相互交換を通じた各国の観光の現状と課題に対する相互理解▼産学官関係機関の連携と研究基盤の構築▼各機関が取り組む研究に対する技術的な支援と協力▼共同研究成果の発表や北東アジア観光発展への貢献――の4項目を提案した。


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