韓国原子力研究所が、原子力発電所の安全性を確率的に評価するソフトウェアの核心計算モジュール「FTREX」を米フロリダ州の電力会社、FPLに初めて販売した。原子力研究所が米電力研究所(EPRI)を通じて全世界に供給する技術契約を結んだことによる初の成果となる。
 FTREXは、科学技術部の原子力研究開発に関する中長期計画事業の一環として、韓国原子力研究所の研究チームが中心となり3年間の研究を通じて開発された。EPRIの6か月にわたる厳格な品質検査と検証に合格し、米国やルーマニア、スペイン、カナダなどの原子力発電会社がFTREXの購買契約を要請している。

 科学技術部関係者は、今回の技術契約で約40カ国の原子力発電会社に販売し、150万ドル規模の売り上げを達成できると期待している。


Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.


Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0