文化財庁は4日、呉世勲(オ・セフン)ソウル市長、文化財庁の兪弘濬(ユ・ホンジュン)庁長、安輝濬(アン・フィジュン)文化財委員長らが出席するなか、光化門の解体移転の工事開始を宣言する式典を行った。この日は612年前の1394年、景福宮創建のための式典が行われた日に当たる。

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 宣言式は、天と地の神様に光化門の取り崩しや新しい正門の建築を告げる「告由祭」を皮切りに、呉市長の祝辞と一部の解体作業の順に進められた。解体された建築部材は、国立古宮博物館に保管される予定だ。また式典では今後3年間にわたり光化門に代わる景福宮の正門の役割を務める芸術作品「過去~現在~未来の光化門を1つに」の除幕式も行われた。

 新しい光化門は現在の位置から14.5メートル南側に移設され、景福宮が改築された当時の位置に戻ることになる。解体工事は2007年5月末に終了する予定で、新しい光化門は2009年末に公開される。


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