兵役に就いている兵士のうち1割が軍での生活に適応できていないことが分かった。

国家人権委員会が兵務庁、陸軍訓練所、陸軍7部隊の将兵940人を対象に精神診断検査を実施した結果、全体の10.9%に当たる103人が偏執病や敵対感、対人恐怖症などを感じる不適応者と判断された。

その原因(複数回答)は、「先輩との関係」が49人で最も多く、次いで「非合理的な習慣」が47人、「厳しい訓練」が30人、「不当な命令・処罰」が29人、「除隊後の心配」が22人などとなった。一方、軍幹部142人を対象に不適応兵士の原因を質問したところ、「家庭の問題」「性格の問題」「異性の問題」の順に多く、認識の違いが明確になった。ただ幹部でも28.4%の40人が不適応者と判断され、幹部らも過度な業務や不適応兵士の管理によるストレス、上司との関係などで心理的に問題を抱えていた。


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