金基宗被告(資料写真)=(聯合ニュース)
金基宗被告(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】昨年3月、ソウル市内でリッパート駐韓米国大使を襲撃し負傷させたとして、殺人未遂などの罪に問われた金基宗(キム・ギジョン)被告の上告審判決公判が28日、韓国の大法院(最高裁)であり、懲役12年を宣告した一、二審の判決を支持、金被告の上告を棄却した。 金被告は昨年3月5日、ソウル市内の講演会会場でリッパート大使の顔などを刃物で数回切りつけ、現場で身柄を拘束された。リッパート大使は右頬からあごにかけて約80針を縫う手術を受けた。 金被告は一審で、殺人未遂罪で懲役12年の判決を受けた後、拘置所の刑務官に対する暴行など別件で追起訴され、懲役1年6カ月が加えられた。高裁はリッパート大使に対する殺人未遂と刑務官暴行を有罪とし、この2件を合わせて懲役12年を言い渡した。
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