労働新聞が掲載した発射写真=6日、ソウル(労働新聞=聯合ニュース)
労働新聞が掲載した発射写真=6日、ソウル(労働新聞=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の政府消息筋は6日、北朝鮮が5日に発射した3発の弾道ミサイルについて、弾頭を改良した中距離弾道ミサイル「ノドン」との見方を示した。 北朝鮮が6日に朝鮮労働党機関紙、労働新聞で公開したミサイルの発射写真を分析した結果として伝えた。これまで北朝鮮が発射したノドンと同様の軌跡を描き、約1000キロ飛行したという。 弾頭が改良されたノドンが確認されたのは初めて。労働新聞に掲載された弾道ミサイルは弾頭部が短距離弾道ミサイル「スカッド」と類似しているが、7月下旬に北朝鮮が公開したノドンの弾頭とは形が異なる。 別の消息筋は「弾頭の形がスカッドERとも類似しているが、飛行軌跡がノドンと一致していることから改良型のノドンと判断している」と明らかにした。 北朝鮮の朝鮮中央通信はこの日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が「弾道ロケット発射訓練」を視察し、訓練が成功したことに大きな満足感を示したと伝えた上で、「今回の発射訓練は性能を改良した実戦配備済みの弾道ロケットの飛行安全性や誘導命中性などの信頼性を再点検し、火星砲兵部隊の実戦能力を判定するために行われた」と報じた。
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