<b>チャン・ドンゴン:映画『無極』、北米・ヨーロッパの配給社と契約</b>
<b>イ・ビョンホン:米国最大のエージェンシーCAA社と提携</b>

イ・ビョンホン の最新ニュースまとめ


映画『無極』と『甘い人生』によって、第58回カンヌ国際映画祭で世界の映画界からスポットライトを浴びているチャン・ドンゴンとイ・ビョンホンに、ハリウッド進出の具体的なアウトラインが浮かび上がった。

チャン・ドンゴンが真田広之、セシリア・チャンと共に出演したチェン・カイコー監督の映画『無極』は、最近カンヌ映画祭フィルムマーケットで、北米とヨーロッパ地域の配給社が最終的に確定した。『無極』は、ミラマックス共同設立者兼有名プロデューサーであるハビー&ボブ・ウェインスタイン兄弟のウェインスタイン社と、北米地域、英国、豪州、南ア共などと配給契約を結んだ。チェン・カイコー監督とハビー・ウェインスタインは、すでに去る1993年に映画『覇王別姫』をアカデミー賞にノミネートさせた功績がある。

『無極』の共同制作社であるムーンストーンエンターテインメントのアーネスト・イッチ・ストロー(Ernst Etchie Stroh)は、「今回の契約でアカデミー賞受賞のための最も有利な条件(top Academy push)を確保する事になり、とてもうれしい」と語った。ウェインスタイン社は、アメリカで最も前途有望なベンチャーキャピタルIDGニューメディアファンドと提携するなど、この映画の成功のために総力を尽している。韓国側では、㈱ショーイストが、投資および配給を担当しており、ミラマックスとTF1のジョイントベンチャーTFMがフランスおよびヨーロッパ地域、一部アジア地域の配給件を勝ち取り、日本ではワーナージャパンが担当している。

イ・ビョンホンは所属事務所プレイヤーエンターテインメントの協力会社であるWEB(代表:ファン・ジョンウク)が、ハリウッド最大のエージェンシーCAAと戦略的提携関係を結び、アメリカ進出に一歩近付いた。CAAは、トム・クルーズ、ニコール・キッドマン、キャメロン・ディアスと、スティーブン・スピルバーグ監督、制作者ジェリー・ブルックハイマーなどが所属している会社。今回のカンヌ映画祭でWEBとCAAは「韓国の俳優と監督たちのアメリカ進出と海外市場進出のため、共同プロジェクトを進める」という内容の協力契約を結んだ。両社の協定は、これまで単発に留まっていた韓国俳優と間とおくの海外進出をより体系的かつ長期的なものにすると予想される。

これで、良く話題になっていても毎回“希望事項”に留まっていた“韓国出身ハリウッドスター”の誕生が目の前に近付いてきた。そして、チャン・ドンゴンとイ・ビョンホンは、その高地に最も近いところに立っている。

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