韓国のオフィスビル(資料写真)=(聯合ニュース)
韓国のオフィスビル(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の労働者の平均年収(2015年)は3281万ウォン(305万円)と集計された。全国経済人連合会(全経連)が20日、雇用労働部のデータを基に作成した分析結果として報告した。 これによると、雇用主と自営業者を除いた労働者の平均年収は14年の3234万ウォンから昨年は1.5%増加した。 また、労働者100人のうち上から50番目の労働者の年収(中位年収)は2500万ウォンで、平均より少なかった。 中位年収は14年の2465万ウォンから1.4%増加した。 上位10%層の平均年収は9452万ウォン、上位11~20%層は5428万ウォン、上位20~30%層は4096万ウォン。 一方、最下層(上位91~100%)は601万ウォンだった。 大企業正社員の平均年収は6554万ウォン、中小企業正社員は3363万ウォンと集計された。 年収別の労働者の分布をみると、1億ウォン以上が39万人(2.7%)、1億ウォン未満~8000万ウォンが41万人(2.8%)、8000万ウォン未満~6000万ウォンが96万人(6.5%)、6000万ウォン未満~4000万ウォンは203万人(13.8%)だった。 中間層は4000万ウォン未満~2000万ウォンで554万人(37.7%)、また2000万ウォン未満も535万人(36.5%)と多数を占めた。 全経連は「中国の景気減速や内需低迷など悪材料があったにもかかわらず、15年の労働者の平均年収は全体的に前年より上昇した。特に大企業正社員の年収が大幅に上がり大企業と中小企業との賃金格差が広がった」と説明した。
Copyright 2016(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0