<加湿器殺菌剤事件>“オキシーに有利な報告書”ソウル大教授、一部責任認める(提供:news1)
<加湿器殺菌剤事件>“オキシーに有利な報告書”ソウル大教授、一部責任認める(提供:news1)
オキシー・レキット・ベンキーザー(オキシー)から金を受け取り有利な報告書を作成した容疑で裁判に移されたソウル大学獣医科大教授が初裁判で一部責任を認めた。ただし刑事処罰を受けなければならないかどうかは法的に争うと明かした。

 ソウル中央地裁で10日開かれた初公判準備期日でチョ某教授(56)側の弁護人は「一部、厳密にできない実験の問題に対する責任などは認めるが、刑事処罰とは異なり、法律的に検討すべき」とし「一部の事実関係は誤った部分がある」と述べた。

 また「記録検討が不十分で確定的な意見を明らかにすることは難しい」とし、容疑別の具体的な意見は後で明らかにすることにした。

 裁判所は争点を整理して、4週ほど期間をおいて開かれていた公判期間も減らし、証拠調査や証人尋問を迅速に進めることになる。

 裁判所はまず、この日の公判準備事実を終え、7月8日午後3時に初公判期日を開くことにした。計5回の公判期日を集中して進めた後、8月30日に弁論をすべて終えることに決定した。判決は9月中に言い渡されるものと見られる。

 チョ教授はこの日、発言権を得て「物議をかもして申し訳なく、学者として厳格な管理基準を守らなければならないにも関わらず、胸が痛い」とし「偽りなく裁判に臨み、事実関係を明白にする」と述べた。


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