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LINEきょう韓国と日本で取締役会 上場決定へ
【ソウル聯合ニュース】韓国の検索サイト最大手NAVER(ネイバー)の100%子会社で無料対話アプリを手掛けるLINE(東京都渋谷区)が、10日に韓国と日本で取締役会を開き上場問題を決定する。 LINEの内部事情に詳しい関係者が同日、聯合ニュースの取材に対し、「10日中に韓国と日本で取締役会を開き、上場を決定するだろう」と明らかにした。 LINEはNAVERの子会社で、NAVERの李海珍(イ・ヘジン)取締役会議長はLINEの会長を兼任している。この日のLINEの取締役会に出席し、上場の趣旨と今後の計画を示した上で他の取締役の同意を求めるものとみられる。 LINEをめぐっては、7月にも日本と米国で上場すると日本のメディアが報じたほか、今月10日に上場に向けた投資説明会が開かれるとの報道もあった。これに対しNAVERは「決まったことはない」と繰り返し、投資説明会の開催は事実でないとしていた。 しかし、金融投資業界では上場間近との見方が強い。LINEの株式を日本の株式市場に上場させ、ニューヨーク株式市場では米預託証券(ADR)の発行が有力とされる。 一方、NHKは東京証券取引所が10日にLINEの株式上場を承認する方針だと伝えた。時価総額は約6000億円で、日本では今年に入り最大の上場案件になる見通しだという。 業界関係者は「LINEがNAVERを通じ韓国の投資家にも取締役会の日程を公開して、公式な立場を上場未確定から上場推進へ変更するものとみられる」と話した。