職場での非倫理的な行為に対する適切な処罰としては、60.7%が「減俸などの不利益が必要」と考えている。しかし、「処罰なしに警告」が37.7%、「処罰は不要」も1.6%あった。会社の利益と企業倫理が相反する場合には、60.3%が企業倫理を、39.7%は会社の利益を優先すべきとした。
会社員は本人の倫理レベルを、在職している会社の倫理レベルより高いと評価していた。100点満点中、本人の倫理レベルは79.8点、会社には75.5点を与えた。1回以上非倫理的な行為を犯したサラリーマンにその理由を聞いたところ、「社会的な慣行」が44.7%で最も多く、次いで「業務成果中心主義」(35.0%)、「組織運営費の不足」(14.6%)、「上司の指示」(4.1%)、「不十分な監視活動」(1.6%)の順だった。
業務上接待をした経験がある人は42.5%だった。接待額は10万~30万ウォンが43.4%で最も多かった。倫理的な基準を超えない適切な接待費としては「5~10万ウォン」が40.0%で最多だった。
倫理経営を掲げて以降に現れた変化について問うと、37.2%が「企業のイメージアップ」を挙げた。そのほか、「内部雰囲気の向上」が31.8%、「不正の減少」が18.9%を占め、全体の87.9%が倫理経営にプラス効果があると判断した。
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