ソウル市は12日、16日に実施される大学修学能力試験(センター試験に相当)に向けた交通対策をまとめ発表した。当日は受験生の登校時間帯に合わせ、地下鉄は運行間隔が短縮される朝のラッシュ時間帯を通常の午前7~9時の2時間から、午前6~10時に拡大し、この時間帯に列車を増発する。また非常時に備え列車15編成を待機させる。

 市内バスは午前6時から8時10分までに集中的に増発し、タクシーもナンバープレートの末尾番号による運行規制を午前4時から正午まで解除して対応する。このほか、自治体の公用車や、団体、ボランティアなどの支援を受け受験生を会場まで輸送する。地下鉄の駅やバス停でも試験会場を案内する放送を流すほか、案内板も設置する。試験会場周辺での違法駐停車は厳しく取り締まるほか、会場から半径200メートルいないの区域への車両の出入りを統制する予定だ。

 このほか、入院中の受験生は救急車で試験会場まで輸送し、障害者、遅刻した学生についても救急車やパトカー、白バイなどで会場まで輸送する行政サービスを行う。消防防災本部は車両294台と隊員516人を動員する計画だ。


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