海軍の主力艦となる最新鋭の国産駆逐艦(KDX-2)4号艦、4500トン級の「王建艦」が、1年にわたる試運航と手続きを終え任務に就く。10日に海軍作戦司令部の軍港で就役式が行われ、第8戦団長のイ・テヨプ中将をはじめ、主要指揮官や将兵600人余りが出席した。

 高麗を建国した太祖王建の進取的な奇想を継承する意味で名付けられた王建艦は、国産駆逐艦第2期事業により建造された4番目の艦艇で、昨年5月に蔚山・現代重工業で命名・進水式が行われた。

 全長150メートル、幅17メートルで、KDX-2クラスでは国内最大規模となる。5インチの主砲のほか対艦・対空誘導弾、魚雷などが搭載されており、陸上の艦砲支援はもちろん、全防衛戦闘能力を保有する。最大速力30ノット、航速距離4000マイル以上で、本土から遠く離れた海上でも任務を遂行できる。


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