東国製鋼が3年間で418億ウォンを投入したこの埠頭は、岸壁が270メートルに達し、仁川港第8埠頭に代わり輸入スクラップの荷役作業を行うことになる。完工とともに国に帰属されるが、東国製鋼が50年間の無償使用権を保有する。12月から本格的に運営される見通しだ。
また、現代製鉄が建設している5万トン級の鉄製埠頭2バースも12月末に完工する見通しだ。3バースが完工すれば、市内を通り工場と往復していたスクラップ輸送トラックが不要となり環境問題や都心の交通難が解決されるだけでなく、年間45億ウォンの物流コストも削減される。
仁川港北港開発事業は、仁川港内港で処理されている原木やスクラップ、飼料用の副原料などの産業原材料貨物を取り扱う港湾として、2011年までに9615億ウォンを投じ17バースの埠頭を建設するというもの。仁川港建設事務所関係者は、仁川北港は内港、南港とともに、急増する首都圏の貨物処理の一翼を担うことになると説明した。
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