韓米が月探査で協力へ　気象衛星開発も

【ソウル聯合ニュース】韓国の未来創造科学部は２８日、ソウル市内で２７日に２回目の韓米宇宙協力会議を開き、月探査や低軌道気象衛星の開発などで協力することで合意したと明らかにした。　会議では、韓国航空宇宙研究院と米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）が月探査に関する協定を結ぶことにした。同研究院は米地質調査所（ＵＳＧＳ）とも衛星映像の補正に関する協定を締結する。　両国は低軌道気象衛星や次世代の太陽風観測衛星センサーの開発でも協力する。また、宇宙放射線が人体に与える影響を研究するため、必要な情報を共有し、研究員らの交流を活性化することにした。　火星探査と国際宇宙ステーションの活用に関しては、両国の専門家が追って協議し、具体的な協力分野や韓国の参加分野を決める予定だ。　未来創造科学部と米国務省は来年中にワシントンで次回の会議を行う。 kimchiboxs@yna.co.kr