現代自動車の「ツーソン」・「サンタフェ」、3月の販売台数上昇…大ヒットドラマ「太陽の末裔」効果(提供:news1)
現代自動車の「ツーソン」・「サンタフェ」、3月の販売台数上昇…大ヒットドラマ「太陽の末裔」効果(提供:news1)
最近30%以上の視聴率を記録し、放送終了した韓国の大人気ドラマ「太陽の末裔」(原題)で間接広告で協賛した現代自動車が利益を得た。3月の関連車種の売上が目に見えて増えた。

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 間接広告(PPL)はドラマや映画、バラエティ番組など製品協賛などを提供しながら、PR効果を狙う方法。製品によって芸能人への憧れ効果で購買を刺激したり、普段気難しい消費者にとっても警戒心なく近づき、印象づける効果などが大きく、企業は重要なPR手段としている。ただし、行き過ぎた場合は消費者の没入を妨げる可能性もあり、適正な線が要求される。

 現代自動車はドラマで「ツーソン」と「アバンテ」、「ジェネシス」などを協賛した。「ツーソン」は“ソン・ジュンギの車”と呼ばれ、人気検索語上位に浮上した。劇中、ソン・ジュンギの愛車だった「ツーソン」は3月5202台が販売され、前年同月比18.5%、2月販売量に比べ36.4%とそれぞれ増加した。特にドラマに登場したカラーモデルは32.7%も販売量が増加した。

 またドラマに登場した「サンタフェ」は3月7245台が販売され、前年同月比24.6%、2月比21.1%とそれぞれ販売量が増加した。「アバンテ」も昨年同月比20.9%、前月比10.4%増え、8753台が販売された。

 ドラマ効果は競争が激しくなった中国市場でも現れた。現代自動車3月の中国販売量は前年同月より1.9%減少したが、2月にに比べ88.9%急増した。現代自動車はドラマのPPL効果をドラマ放送終了基準、韓国と中国で1500億ウォン(約143億円)ほどと推算している。

 現代自動車の関係者は「協賛したドラマが韓国と中国で大人気を博し、ツーソンに対する問い合わせも非常に増えた」とし「グローバルSUVツーソンがことしの販売目標達成にも肯定的な役割をするものと期待している」と述べた。


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