【世宗聯合ニュース】米航空宇宙局(NASA)の観測用航空機「DC-8」など2機が27日に韓国入りし、約1カ月半、朝鮮半島上空の大気を収集する。韓国環境部と国立環境科学院が19日発表した。 国立環境科学院関係者は「朝鮮半島上空で直接大気のサンプルを長時間にわたり確保することができ、色々な分野で活用できると期待している」とした上で、微小粒子状物質(PM2.5)などの予報にも役に立つと考えると話した。 環境部と国立環境科学院はDC-8が収集したサンプルを1年間多様な方式で分析する計画だ。合計約150億ウォン(約14億円)の予算が投入される。 国立環境科学院はNASAと今年6月までPM2.5などに関する共同研究を行い、交換研修プログラムを活用し、予報官の技術を高めると説明した。NASAが大気の研究を外国と共同で行うのは今回が初めてという。 yugiri@yna.co.kr
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