情報通信部が7日に明らかにしたところによると、地球規模生物多様性情報機構(GBIF)が発表した生物資源情報化の国別順位で、10月には32位だった韓国が、今月はアジア1位、世界15位に上昇した。世界1位は米国、2位は英国で、日本は23位にとどまった。

 GBIFは、世界各地の生物多様性情報を登録し、その活用度を高めるために設立された国際機構で、現在41カ国、188の主要機関が生物情報を登録している。

 今回の順位上昇は、情報通信部が国の主要知識情報をデジタル化する知識情報資源管理事業を通じ推進した国家生物資源情報化データベース1万1000種、約130万件の情報を、科学技術部・国立中央科学館や山林庁・国立樹木園などがGBIFに登録したことが大きく評価されたことによる。

 情報通信部は生物資源情報化が重要視されたことを受け、2001年から2006年にかけて国立中央科学館や山林庁、環境部の国立環境科学院など58の機関に対し、情報技術(IT)を基盤とする国家生物資源情報化予算として約100億ウォンを支援している。


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