券種別では、1万ウォン札が前年同期の3.5倍に増え、1万1623枚となった。半数を上回る6063枚が成人用遊技施設で発見された。年初から新札が発行され旧札の回収作業が進んでいる5000ウォン札は、前年同期比2.2%減の5917枚だった。1000ウォン札は前年同期の6倍に増え575枚に上り、このうち349枚は第2四半期にソウル地域の硬貨両替機から発見された。
第3四半期の遊技場での発見数は3804枚で、前四半期よりは減少したものの、前年同期に比べると21.2%多い。韓国銀行によると、上半期までは1万ウォン偽造紙幣が遊技場で多く見つかったが、7月初旬以降、賭博ゲーム機メーカーに対する検察の捜査が始まったことで大幅に減少したという。
発見地域は、ソウル市が9061枚で50.0%を占め、京畿道が18.9%、慶尚道が13.8%、忠清道が11.0%と続いた。
また、新5000ウォン札の偽造紙幣は15枚にとどまり、粗悪なもので使用中即座に摘発されている。韓国銀行は、「新札は偽造防止措置が強化されているため識別が比較的簡単。金融機関の精密検査に回されてきた事例はまだない」と説明した。
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