韓独科学技術共同委員会、政府レベルに格上げ

金雨植（キム・ウシク）副首相（科学技術部長官を兼任）とドイツのシャバン教育相は1日、ソウルで韓国・ドイツ科学技術閣僚会談を開催し、次官級を団長とする政府間科学技術共同委員会を2年おきに両国で交互に開催することをで合意した。

　2003年から韓国科学技術研究院と（KIST）ヘルムホルツ協会が開催してきた韓国・ドイツ科学技術協力委員会を政府レベルの共同委員会に格上げしたもの。従来の協力委員会では両国代表機関の協力が主な議題となり、合意内容の履行に向けた財源確保が容易ではなかった。科学技術部は、「政府間委員会に格上げすることで、両国の科学技術協力を拡大し、関連措置を計画通り進めることが狙い」と説明した。

　両国はまた、欧州連合（EU）が進める共同研究開発の「フレームワークプログラム」に、韓国人研究者も傘下できるよう共同で取り組んでいくとしたほか、KIST欧州研究所の育成や両国科学技術人材の交流、科学技術関連機関同士の協力活性化策などについて話し合った。


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