韓国軍が開発中の中距離地対空ミサイル(M-SAM)の初ミサイル迎撃試験が成功したことが遅れて確認された。(提供:news1)
韓国軍が開発中の中距離地対空ミサイル(M-SAM)の初ミサイル迎撃試験が成功したことが遅れて確認された。(提供:news1)
韓国軍が開発中の中距離地対空ミサイル(M-SAM)の初ミサイル迎撃試験が成功したことが遅れて確認された。

 18日、軍関係者によると韓国軍はことし1月、国防科学研究所(ADD)アンフン試験場で開発段階にあるM-SAMで、模擬弾道ミサイルを数十キロ上空で迎撃する試験に1度成功した。

 独自開発した迎撃ミサイルを北朝鮮のスカッドミサイルと同様の大きさと形で作られた超音速標的弾を命中させたと伝えられた。

 今回の迎撃試験は防衛事業庁が推進中である中距離地対空誘導兵器「チョルメ-II」の性能改良事業の一貫と伝えられた。

 同事業は戦闘機迎撃能力を持つ中距離地対空ミサイル「天弓(チョングン)」の性能改良を通じて弾道ミサイル迎撃用M-SAM開発を目標にしている。

 韓国軍は2020年代の実践配置を目標にM-SAMを開発してきており、M-SAMが実践配置される場合、韓国型ミサイル防衛システム(KAMD)構築もスピードが増す見通しだ。

 ただし軍関係者は「迎撃試験が1度成功したもので、試験段階にある」としながら、試験を数回さらに行わなければならないと伝えた。


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