去る9日より、囲碁棋士、李世ドル九段が、Googleの完全子会社である英・ディープマインド社が開発した人工知能コンピューターソフト「アルファ碁」と5番勝負を繰り広げている。(提供:news1)
去る9日より、囲碁棋士、李世ドル九段が、Googleの完全子会社である英・ディープマインド社が開発した人工知能コンピューターソフト「アルファ碁」と5番勝負を繰り広げている。(提供:news1)
去る9日より、韓国トップの囲碁棋士、李世ドル(33、イ・セドル)九段が、Google(グーグル)の完全子会社である英・ディープマインド社が開発した人工知能(AI)コンピューターソフト「アルファ碁(AlphaGo)」とGoogle DeepMindチャレンジマッチ5番勝負を繰り広げている。賞金は100万ドル(約1億1400万円)。

 「アルファ碁」と5番勝負をおこなうこととなった李世ドルは1983年生まれの33歳。身長172cm、体重57kg。韓国棋院に所属する囲碁棋士で、独創的で戦闘性の強い棋風から“囲碁界の魔王”と呼ばれる。

 6歳のころから父に碁を学び、1995年にプロ入段。2段となるまでに3年を要したが、1999年に3段となってから大きく活躍し始め、2000年には32連勝をおさめて最優秀棋士賞を受賞した。その他、国際棋戦での優勝など受賞したタイトルは数知れない。

 所属する韓国棋院が2003年に昇段規定を改定すると、異例の速さで9段まで上り詰めた。兄イ・サンフンは同じく囲碁棋士でスポーツ監督を、姉も囲碁雑誌の編集長を務める。プライベートでは2006年に結婚。

 Google DeepMindチャレンジマッチ5番勝負は本日10日午後1時から第2局がおこなわれており、12日に第3局、13日に第4局、15日に第5局が繰り広げられる。なお第1局では「アルファ碁」が186手で中押し勝ちした。

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