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慰安婦被害者支援団体の代表 韓日合意を「暴力」と批判
【ソウル聯合ニュース】韓国の慰安婦被害者支援団体「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」の尹美香(ユン・ミヒャン)常任代表は19日、ソウル市内の同団体事務所で記者団に対し、旧日本軍の慰安婦問題をめぐる韓日合意について、一番に反映されるべき被害者中心の解決方法が無視されたと批判した。 また、まだ真実が明らかになっていない問題があるにもかかわらず、韓日合意が最終的かつ不可逆的な解決を宣言するのは「暴力」と主張した。 尹氏は「戦場に連れて行かれた数多くの女性がまだ失踪状態」とした上で、韓日両国が国際社会で相手国の批判をしないと約束したことは被害者にとって障壁になると指摘した。 さらに、被害者の個人の意志を最後まで尊重するとした上で、「(被害者の意見を)一つにまとめるために意図的に努力するのは不可能であり、私たちの役割は最大限、今回の問題点を伝えること」と強調した。 挺対協は米ワシントンで開かれる核安全保障サミットに合わせ、来月中に米国を訪問する。現地でキャンペーンを展開し、韓日合意の問題点を指摘する書簡を国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長に渡す計画という。 yugiri@yna.co.kr