【ソウル聯合ニュース】韓国で北朝鮮の体制を肯定的に評価するコンサートを開いたことなどと関連し、国家保安法違反の罪に問われた市民団体「希望政治研究フォーラム」代表の黄羨(ファン・ソン)被告に対する判決公判が15日、ソウル中央地裁であり、懲役6カ月、執行猶予2年が言い渡された。 地裁は、黄被告が2010年に講演した際、反国家団体に呼応し、加勢する意思があったと判断した。ただ、北朝鮮の体制を肯定的に評価する内容だとして問題になった14年のコンサートや利敵表現物の大量製作・保有などについては無罪とした。コンサートでの講演の様子を収めた動画で北朝鮮の体制や統治者、主体思想などをたたえたり評価したりする内容はなかったとした。 黄被告は14年にソウルの曹渓寺境内などで韓国系米国人のシン・ウンミ氏と共に「シン・ウンミ&黄羨の全国巡回トーク文化コンサート」を開催したが、北朝鮮体制を肯定的に評価する発言をしたなどとして、保守団体から国家保安法違反の疑いで告発された。昨年2月に、インターネット放送で北朝鮮の体制をたたえる発言をしたことなども含め、起訴された。 sjp@yna.co.kr
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