＜サッカー五輪予選＞“先制ゴール”リュ・スンウ 「少しでもチームの役に立てて嬉しい」

多くの期待に比べて、成果がなく気苦労が多かったリュ・スンウが最も重要な瞬間、笑顔になった。リオ五輪本選チケットがかかったカタールとのU-23選手権大会準決勝で先制ゴールを放ち、勝利の礎石を据えた。

リュ・スンウ の最新ニュースまとめ

　リュ・スンウは27日午前（日本時間）カタール・ドーハで行われたカタールとの大会準決勝に先発出場。後半4分に先制ゴールを決めた。その後、韓国はクォン・チャンフンとムン・チャンジンの連続ゴールを合わせ3-1と勝利を収めた。

　試合後、リュ・スンウは「五輪進出のためにこれまでコーチ陣や選手全員がベストを尽くした。目標を達成し嬉しい」とし「先制ゴールが重要な試合だったが、僕が成功させて嬉しい。ファン・ギウクのパスが非常によかった」と伝えた。

　続けて「実はこれまで6か月間、所属チームの試合に出られず、五輪チームの荷物になるのではないかと心配した。たくさん努力した。チームに少しでも役に立って嬉しい」と述べた後、「僕もそうだが、チームとしても同じだ。試行錯誤して良い経験をした」と気苦労があったことをほのめかした。

　リュ・スンウの視線は、すでに日本との決勝戦に向けられている。

　リュ・スンウは「カタールは個人能力が高く、またホームという利点もあった。そのようなチームを相手に、自信を持って試合に臨み勝利を収めることができた」とし「日韓戦の重要性は誰もが知っている。絶対に負けたくない。決勝まできただけに五輪行きのチケットに満足せず、優勝のためにしっかりと準備する」と覚悟を述べた。