韓国のサッカー選手キム・ビョンジ(45、GK)が息子の暴力沙汰に関連し悔しさを訴えた。キム・ビョンジは25日、ソウル市内で記者会見を開き、息子の暴力に関するうわさを解明する時間を設けた。
韓国のサッカー選手キム・ビョンジ(45、GK)が息子の暴力沙汰に関連し悔しさを訴えた。キム・ビョンジは25日、ソウル市内で記者会見を開き、息子の暴力に関するうわさを解明する時間を設けた。
韓国のサッカー選手キム・ビョンジ(45、GK)が息子の暴力沙汰に関連し悔しさを訴えた。キム・ビョンジは25日、ソウル市内で記者会見を開き、息子の暴力に関するうわさを解明する時間を設けた。

 事件状況はこうだ。去る2015年10月15日、順天(スンチョン)ウォルドゥン農園ボール草場でキム・ビョンジの9歳になる息子キム・テサン君と友人間に争いが起こった。被害児童は顔に軽傷を負い、被害児童の母親は4日後、キム・テサン君が一方的に暴行したとして、学校に自筆申告書を提出した。

 その後、その母親はオンライン上に被害状況を綴り、事件は大衆にも知られることとなった。オンラインでは、キム・ビョンジの息子が一方的に被害児童を殴り大けがを負わせたが、謝罪もしていないと描写されている。キム・ビョンジ側は謝罪したが、被害児童側は「純粋な謝罪ではなかった」と受け入れなかった。また、被害児童の母親の主張はMBN放送を通じて報道された。

 キム・ビョンジ側はキム・テサン君の暴行事実を素直に認めた。しかし、事件の事実関係は違った。まず、キム・テサン君が暴行したことは事実だが、被害児童もやはりキム・テサン君に暴行を加え、“双方過失”というもの。

 2つ目に、被害児童の傷として報道された場面は該当学生ではなかったことが分かった。報道された子供の傷は兄とけんかしてできたものだった。傷が本来より酷い方向に歪曲されたというもの。

 3つ目に、被害児童の両親が言論暴露を口実にキム・ビョンジ側を持続的に脅迫したとのことだ。両親は「純粋な謝罪を受けることができなかった」と主張したが、キム・ビョンジ側は被害児童の両親とやり取りした文字メッセージを公開した。これによると、被害者側は謝罪を受け入れたと見られる。

 記者会見でキム・ビョンジは目撃者の証言録音、被害者とやり取りした文字メッセージのキャプチャー、病院長との対話内容など主な証拠資料を提示し、悔しさを訴えた。なお、キム・ビョンジ側は名誉毀損容疑で相手方を告訴した状態だ。

 キム・ビョンジは「27年間、選手として過ごしてきた時間より、父親としての役割と責任について一層悩みながら3か月間を過ごした。相手の傷への申し訳ない気持ちがある。相手方とわたしたち、互いに美しく成長することを願う。しかし、真実の歪曲は残忍だ。子供たちに精神的苦痛、洗い流すことのできない傷を負わせた。児童の母親にはこれ以上、うそをつかないようお願いしたい。再び、被害者が発生しないことを願う」と訴えた。

 一方、キム・ビョンジは現在、全南ドラゴンズとの契約が終了し、自由契約選手の身分だ。キム・ビョンジ自身は現役生活を続けたいとの意思を見せているが、未だどのクラブとも契約には至っていない。

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