【世宗聯合ニュース】韓国の航空会社で安全上のトラブルが相次いでいることから、国土交通部が8日に航空会社8社のトップらを集め安全点検会議を開く。同部が6日、明らかにした。 出席対象は、航空大手の大韓航空とアシアナ航空、格安航空会社(LCC)のチェジュ航空、ジンエアー、エアプサン、イースター航空、ティーウェイ航空、貨物専門のエアインチョンの各社長と安全保安責任者、運航や整備本部の役員ら。国土交通部の崔政浩(チェ・ジョンホ)次官は各社から最近発生した事故、トラブルの状況、安全対策について聞き取り、不十分な部分の補完と徹底予防、事故発生時の迅速な初動対応などを求める予定だ。 こうした緊急会議は、昨年4月にアシアナ航空機が広島空港の滑走路を外れて停止した事故直後以来、9カ月ぶりの開催となる。 航空旅客数は昨年、中東呼吸器症候群(MERS)の影響で一時減少したが、国内線が7月中旬、国際線も8月末に再び増加に転じた。旅客数の増加に伴い、航空会社で事故が相次いでいる。 昨年12月23日に金浦発済州行きのチェジュ航空機が機内の気圧を保つ与圧装置の不具合で急降下し、同月31日には金浦発羽田行き大韓航空機のエンジンに不具合が生じ関西空港に緊急着陸した。また、今月3日にフィリピン・セブ発釜山行きのジンエアー機が、ドアが完全に閉まっていない状態で離陸した後、セブに引き返した。 mgk1202@yna.co.kr
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