【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が4回目の核実験となる水素爆弾実験に成功したと発表したことを受け、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は6日、青瓦台(大統領府)で国家安全保障会議(NSC)を開き40分にわたり閣僚らと対応策を議論した。 青瓦台の鄭然国(チョン・ヨングク)報道官は会見で、会議では北朝鮮が主張する水爆実験について状況評価を行い、官庁ごとの対応計画などを話し合ったと伝えた。 朴大統領は水爆実験に関する報告を受け、北朝鮮に対し「厳しい国際的制裁」など断固とした対応が必要だと強調したという。これをめぐり、朴大統領がオバマ米大統領と電話会談し、対応を協議するとの見方も出ている。 会議には黄教安(ファン・ギョアン)首相、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官、韓民求(ハン・ミング)国防部長官、洪容杓(ホン・ヨンピョ)統一部長官、情報機関・国家情報院の李炳浩(イ・ビョンホ)院長、金寛鎮(キム・グァンジン)国家安保室長、李丙ギ(イ・ビョンギ)大統領秘書室長らが出席したという。 北朝鮮の朝鮮中央テレビは6日午後の「特別重大報道」で、午前10時半(日本時間)に初の水爆実験を行い成功したと発表した。これを受け、韓国は趙太庸(チョ・テヨン)国家安保室第1次長が北朝鮮を強く糾弾する政府声明を発表した。 stomo@yna.co.kr
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