韓国財界の第3位、「SKグループ」の崔泰源(チェ・テウォン、55)会長が不倫の告白をした。(写真提供:news1)
韓国財界の第3位、「SKグループ」の崔泰源(チェ・テウォン、55)会長が不倫の告白をした。(写真提供:news1)
韓国財界の第3位、「SKグループ」の崔泰源(チェ・テウォン、55)会長が不倫の告白をした。しかも”隠し子”の存在も明かし、隠し子の母親との再婚を宣言、韓国ドラマのようなニュースとして、相次ぐ韓国財閥のスキャンダルとして、韓国社会を騒がせている。

 崔会長は27年前、当時在任中の盧泰愚(ノ・テウ)元韓国大統領の娘ノ・ソヨン氏と結婚し、生まれた3人の子供は成人になっている。ノ氏との間の娘は韓国の士官学校に志願・合格し、危険を伴う海外服務まで行い「模範的な財閥3世」として賞賛されることもあった。

 しかし、ノ大統領の在任時に「SKグループ」が韓国トップシェアの携帯電話会社「SKテレコム」を傘下に置くようになったため、政治権力と財閥家が結婚により結託したとの批判もあった。

 「SKグループ」は現在、石油・通信事業が主力事業で韓国財界では売上げ基準で第3位。今年話題の「兄弟お家騒動」「王子の乱」の「ロッテグループ」は韓国財界の第5位、昨年話題の「ナッツ・リターン」「ナッツ姫」の「韓進グループ」は第9位の財閥だ。

 「SKグループ」は日本にも現地法人を設けていて、2011年、東日本大震災の時には、日本の精油工場の稼動中断で処理に困っていた原油を代理購入し、韓国で精油したガソリンを日本に供給した。原発事故で発電用の重油が不足した時には、不足分を供給するなど、日本とも縁が深い。

 一方、崔会長は2003年に粉飾会計の疑いで起訴され、2008年に懲役3年の判決だったが同年8月15日の独立記念日に特別赦免。2013年には横領罪で起訴され、懲役4年の実刑判決が下されたが、2015年8月15日の独立記念日に特別赦免された。


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