1周忌追悼式には100人余りが集まったが、時の流れとともに参加者が減り、今年は9人での淡々とした行事となった。遺族会代表のキム・ハクユンさんは、追悼の言葉を通じ「32人の犠牲が無駄にならないよう、二度と手抜き工事による大型事故が起きることがないように願う」と述べた。遺族らは霊前に捧げる詩を朗読し、犠牲者の名前が刻まれた慰霊塔を見つめ涙を流した。
1994年10月21日午前7時40分ごろ、ソウル市聖水洞と江南区狎鴎亭洞を結ぶ聖水大橋で、5番・6番橋脚間48メートルが突然崩落、バスや乗用車など車両6台が漢江に墜落し、出勤・登校途中だった乗客32人が死亡、17人が負傷した。
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