韓国国防部によると両国はこの日、ソウル市内にて開かれた第196回駐韓米軍地位協定(SOFA)合同委員会定期会議を開いた。
この場で米韓両国は烏山基地炭疽菌配達事件を調査するため韓米合同実務団の合意勧告案をSOFAに提出し、韓国と米国が署名した。
今回の勧告案は、駐韓米軍が検査用生物サンプルを韓国内に搬入する場合、韓国政府の発・受信期間とサンプルの種類、用途、量、運送方法などを韓国政府に通告するようにしたもの。
また、一方の要請があった場合、早期に合同評価を実施し、関税庁が物品検査を希望する場合は、両国が一緒に検査を実施することができるようにした。
両国が勧告案に署名したことにより、勧告案はSOFA付属文書として効力を持つことになる。
国防部の関係者は「SOFA自体を改定したのではないが、SOFAに準ずる法的効力を持つことになった」とし「検査用のサンプルに対して安全手続きを強化した前例のない措置」と説明した。
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